最近、あるお客様から聞いた話が頭から離れません。

そのお客様は、データセンターの設計がさまざまな気候条件下でどのような性能を発揮するかを評価していました。高温多湿な環境、寒冷乾燥な環境。都市ごとに、気象条件も年ごとに異なります。稼働率、効率性、そして耐障害性が重要であれば、必ず行わなければならない分析です。

技術的には、彼らはそれをこなしていました。しかし、実務的には、それは苦痛を伴う作業でした。

彼らは同じシミュレーションを何度も繰り返し実行し、気象データを入れ替え、パラメータを管理し、別途維持管理していた独自のPythonスクリプトを使って結果を統合していました。それは、彼らが完全な制御を望んでいたからでもなく、革新的な手法だったからでもありません。単に、他に方法があることを知らなかったからです。

「高度」が実は「過度に複雑」を意味する場合

これは決して例外的なケースではありません。建物やデータセンターの設計・運用に携わる方にとって、多気候解析は基礎となるものです。しかし、あまりにも多くの場合、その作業はモデリング環境の外で行われています。

  • 気象ファイルを管理する外部スクリプト
  • シミュレーションを再実行するための手動プロセス
  • 結果を比較するためのスプレッドシートやノートブック

このワークフローは、問題が起きるまでは機能します。スクリプトは動作しなくなり、仮定はずれていきます。ほんの小さな変更が、何時間もの修正作業につながります。

こちらのお客様に、Modelon Impactで同じことをネイティブに行う方法を示したところ、その反応には驚かされました。

Modelon Impact内で、プラットフォーム上で直接気象データスイープを設定できるよう支援しました。

  • 複数の気象ファイルを読み込む
  • シミュレーションを並列実行する
  • 結果を並べて比較する――エクスポートも、データ結合も不要

外部のPythonは不要。

脆弱なメンテナンスも不要。

プロジェクトごとにワークフローを一から作り直す必要もありません。

そして、その安堵感から私たちは重要なことに気づきました。これは、私たちが話している以上に大きな課題なのだと。

気候性能を分析する、より良い方法

そこで、Modelon Impactでの気象ファイルスイープの設定方法を具体的に解説する短い動画を作成しました。

わずか数分で、以下の手順をご確認いただけます。

  • 複数の気候シナリオの定義
  • スイープの効率的な設定と実行
  • モデリング環境内で直接結果を分析

データセンター設計のストレステストを行う場合でも、地域間の建物性能を比較する場合でも、目標は同じです。ツールに苦労することなく、システムが実環境でどのように動作するかを理解することです。

👉 動画をご覧になり、その仕組みをご確認ください

お別れの前に、一つお聞きしたいことがあります。現在、ワークフローの中で複数の気候解析をどのように行っていますか?また、最も作業の足を引っ張っている要因は何ですか?

ぜひお聞かせください。おそらく、同じ悩みを抱えている方は他にもいらっしゃるはずです。